井野河内村(読み)いのかわちむら

日本歴史地名大系 「井野河内村」の解説

井野河内村
いのかわちむら

[現在地名]津幡町井野河内・旭山あさひやま

浅谷あさのたに川に沿い、明神谷内みようじんやち村の南に位置。正保郷帳では高九三石余、田方四町一反余・畑方二町余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高一一四石、免五ツ七歩、小物成は山役一六五匁・蝋役一匁・草野役八匁(三箇国高物成帳)。寛文年間の百姓数三(高免付給人帳)。明和四年(一七六七)浅谷川洪水のたびに崖崩れになり、また谷々の田地旱損として一ツ引免、享和二年(一八〇二)も一ツ八歩引免(「河北郡引免根帳」林文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android