井上修(読み)いのうえ おさむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上修」の解説

井上修 いのうえ-おさむ

1841-1908 幕末-明治時代の儒者
天保(てんぽう)12年生まれ。備前岡山藩士。大槻磐渓(おおつき-ばんけい),田口江村にまなぶ。尊王攘夷(じょうい)をとなえ,文久3年藩の周旋方となる。武田耕雲斎,勝海舟らと交流した。明治2年藩校の教授,廃藩後は海軍省,図書寮(ずしょりょう)に出仕。明治41年1月3日死去。68歳。字(あざな)は子勉。通称は千太郎。号は復斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android