五分長襦袢(読み)ごぶながじゅばん

精選版 日本国語大辞典 「五分長襦袢」の意味・読み・例文・類語

ごぶなが‐じゅばん【五分長襦袢】

〘名〙 襦袢一種。明和年間(一七六四‐七二)に流行した、袖口の外へ出るようにゆきを五分(約一・五センチメートル)長く仕立てた襦袢。多く、粋人が着用した。五分長。
洒落本・志羅川夜船(1789)武左初会「此客一人は〈略〉浅黄の五分長じゅばんかいき縞の下着

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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