二階堂盛義の妻(読み)にかいどう・もりよしのつま

朝日日本歴史人物事典 「二階堂盛義の妻」の解説

二階堂盛義の妻

没年:慶長7(1602)
生年:生年不詳
戦国安土桃山時代武家の女性。伊達氏の出身。夫盛義は陸奥国(福島県)須賀川城主。夫と跡継ぎの死後,家臣の求めにより領地を治める。天正17(1589)年に伊達政宗の政略を受けた際,降伏の勧めも容れず城を守り,落城時に自殺を図るが押しとどめられる。のち尼となり,晩年は須賀川長禄寺で過ごしたという。

(真下道子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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