乳付(読み)ちつき

精選版 日本国語大辞典 「乳付」の意味・読み・例文・類語

ち‐つき【乳付】

〘名〙 旗、幟(のぼり)、幕、また羽織などの、紐を通すための小さい輪。また、それの付いた旗。
※武家事記(1673)下「旗の乳付を竿に結付て」

ち‐つけ【乳付】

〘名〙 生まれた子に初めて乳を飲ませること。また、その乳母
※宇津保(970‐999頃)あて宮「大宮、御ほぞの緒切り給ふ。左大弁殿の北方御ちつけ」

ち‐づけ【乳付】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android