久世通章(読み)くぜ みちふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久世通章」の解説

久世通章 くぜ-みちふみ

1859-1939 明治-昭和時代前期の有職(ゆうそく)家。
安政6年7月16日生まれ。参議久世通煕(みちさと)の子。明治8年家督相続,16年殿掌(でんしょう),17年子爵。山科言縄(ときなお)から公家装束を伝授される。39年蹴鞠(けまり)保存会を設立して会長となり,実技伝承につとめた。貴族院議員。昭和14年4月14日死去。81歳。著作に「有職衣紋写真図解」「蹴鞠」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android