丹鳳(読み)たんぽう

精選版 日本国語大辞典 「丹鳳」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぽう【丹鳳】

〘名〙 鳳凰(ほうおう)一種で、首と翼の赤いものという。
懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉「笛浦棲丹鳳、琴淵躍錦鱗」 〔駱賓王‐帝京篇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「丹鳳」の読み・字形・画数・意味

【丹鳳】たんぽう

勅書。後趙の石虎が、勅書を朱鳳の口に含ませたことからいう。唐・戴叔倫〔司空拾遺に贈る〕詩 闕をんで未だ承(う)けず、丹鳳の詔 門を開いてしく對す、楚人の家

字通「丹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android