丸瀬布町(読み)まるせつぷちよう

日本歴史地名大系 「丸瀬布町」の解説

丸瀬布町
まるせつぷちよう

面積:五一〇・一三平方キロ

昭和二八年(一九五三)一〇月紋別郡丸瀬布村が町制を施行して成立した自治体。網走支庁管内のほぼ中央部に位置し、東は同郡遠軽えんがる町・生田原いくたはら町、南は常呂ところ留辺蘂るべしべ町、南西は上川支庁上川郡上川町、西は紋別郡白滝しらたき村、北は同郡滝上たきのうえ町・紋別市に接する。町域はタツノオトシゴが西を向いた形に似ており、その首にあたる部分を湧別ゆうべつ川が東流し、北西部から東流してきた丸瀬布川と南端から北流してきた武利むりい川の三河川が合流する北部に市街地が形成されている。北方滝上町・紋別市境には北見富士、南西端白滝町境には支湧別しゆうべつ(一六八七・七メートル)、上川町境には武利岳(一八七六・二メートル)がそびえる。町域の九五パーセントを山林が占め、前記三河川の流域に狭長な平地がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報