丸岡古墳群(読み)まるおかこふんぐん

日本歴史地名大系 「丸岡古墳群」の解説

丸岡古墳群
まるおかこふんぐん

[現在地名]丸岡町上久米田・下久米田・山崎三ケ

九頭竜くずりゆう川が福井平野に流れ出た北岸標高五〇―二〇〇メートルの丘陵上にある、前方後円墳・円墳・方墳あるいは方形台状墓など約一三〇基よりなる古墳群。地域を決めて六呂瀬ろくろせ山・下久米田しもくめだ・丸岡各古墳群と分割呼称される場合もある。大正年間(一九一二―二六)六呂瀬山頂から埴輪が出土して古墳の存在が確認され、昭和四八年(一九七三)に分布調査を実施、一〇〇基以上からなる大古墳群であることが判明した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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