丸内(読み)まるのうち

精選版 日本国語大辞典 「丸内」の意味・読み・例文・類語

まる‐の‐うち【丸内】

[1] 〘名〙 城郭の本丸の内部。特に、江戸城の外濠の内部をいうことが多い。郭内
浮世草子・好色一代女(1686)四「丸の内の屋形屋形を過て」
[2] (丸の内) (江戸城の御曲輪内(おくるわうち)であったことに由来する) 東京都千代田区東部の地名江戸時代は江戸城の一部で、大名小路と呼ばれた大名屋敷屋敷地であったが、明治二三年(一八九〇三菱に払い下げられ、三菱ケ原と呼ばれた。同二七年以来、ビル街が建設され、大正三年(一九一四)東京駅の開業後は日本の代表的なビジネス街として発達

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