中野戸村(読み)なかのとむら

日本歴史地名大系 「中野戸村」の解説

中野戸村
なかのとむら

[現在地名]豊田町豊田・東原ひがしばら富丘とみがおか

加茂西かもにし村の北にある村。慶長九年(一六〇四)七月の豊田郡中之戸村検地帳(中野戸自治会共有文書)によれば上田七町二反余・中田二町余、上畑七反余・中畑二反余・下畑四畝余の田畑合計一〇町四反余、家数五二。川成・皆川成が多い。正保郷帳によると幕府領、田方二六六石余・畑方五七石余、十九社領二石・自保(法)庵領二石。国立史料館本元禄郷帳・享保郷村高帳・旧高旧領取調帳ともに旗本花房・同大草領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android