中村福助(成駒屋・9代)(読み)なかむら ふくすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus の解説

中村福助(成駒屋・9代) なかむら-ふくすけ

1960- 昭和後期-平成時代の歌舞伎役者
昭和35年10月29日生まれ。7代中村芝翫(しかん)の長男3代中村橋之助の兄。昭和42年5代中村児太郎を名のり「野崎村」で初舞台。58年伝統歌舞伎保存会会員。平成4年9代中村福助を襲名。17年「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」の墨染(すみぞめ)役,「嫗山姥(こもちまんば)」の八重桐(やえぎり)役で芸術院賞。7代中村歌右衛門の襲名(26年3月)が決まる。東京都出身。本名は中村栄一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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