中島みゆき(読み)なかじまみゆき

百科事典マイペディア 「中島みゆき」の意味・わかりやすい解説

中島みゆき【なかじまみゆき】

歌手作詞・作曲家。北海道出身。大学時代から数々のコンテスト入賞,1975年《アザミ嬢のララバイ》でデビュー。同年の《時代》がポプコン本選会および世界歌謡祭でグランプリを獲得,一躍ニューミュージックのスター的存在になった。以後,1977年《わかれうた》,1981年《悪女》,1994年《空と君のあいだに》,2000年《地上の星》などが大ヒット。歌謡曲歌手への自作提供も多く,日本のポピュラー音楽界を代表する一人。2009年紫綬褒章受章。
→関連項目歌謡曲

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島みゆき」の解説

中島みゆき なかじま-みゆき

1952- 昭和後期-平成時代のシンガーソングライター
昭和27年2月23日生まれ。昭和50年「アザミ嬢のララバイ」でレコードデビュー,「時代」で世界歌謡祭グランプリを受賞。「わかれうた」「悪女」など失恋をテーマとするヒット曲を生み,ニューミュージック-ブームをまきおこした。平成10年国語審議会委員。14年NHK「プロジェクトX~挑戦者たち~」の主題歌ロングヒットとなった「地上の星」で紅白歌合戦初出場。18年芸術選奨文部科学大臣賞,同年「宙船(そらふね)」で日本レコード大賞作詩賞。北海道出身。藤女子大卒。本名は美雪。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android