中山南遺跡(読み)なかやまみなみいせき

日本歴史地名大系 「中山南遺跡」の解説

中山南遺跡
なかやまみなみいせき

[現在地名]小杉町黒河・黒河新

射水丘陵最末端の小谷を挟んだ二つの低丘陵にまたがって立地。標高約一七メートル。県指定史跡。昭和三八年(一九六三)から同四三年にわたる発掘調査の結果、古墳時代初頭の集落跡であることが確認された。検出された遺構竪穴住居跡・穴・溝などで、竪穴住居跡は北側丘陵で八棟、南側で一棟確認されている。形態的には方形を基本とするもの五棟、円形を基本とするもの三棟、不明一棟である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android