中大路村(読み)なかおおろむら

日本歴史地名大系 「中大路村」の解説

中大路村
なかおおろむら

[現在地名]鳥取市中大路

西大路にしおおろ村の南、大路山南麓に位置する。拝領高は三二二石余、本免五ツ一分。安政五年(一八五八)の生高三五七石余、物成一六五石余。法美ほうみ宇倍野うべの(現稲葉山)の保護を目的とした宇倍野山役米一斗余のほか、山役米二石五斗余・藪役銀一匁六分余が課されていた(「邑美郡下札帳」太田垣家文書)。初野・乾・小谷牧野の四氏および東館家家臣沢氏の給地があった(給人所付帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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