精選版 日本国語大辞典 「不開」の意味・読み・例文・類語 ふ‐かい【不開】 〘名〙① 土地がまだ開けていないこと。未開。※開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治六年「傲然として自ら矜る者は、却て不開の国に在て正直にして正義を守り」② 外国との通商・貿易などが行なわれていないこと。〔英和外交商業字彙(1900)〕 あけ‐ず【不開】 〘連語〙 (動詞「あける(開)」に助動詞「ず」の付いたもの) あけない。助詞「の」を伴って連体詞的に用いる。※ごりがん(1920)〈上司小剣〉四「長い間に釘は腐って、開けずの厠の戸が風にパタパタしてゐた」 あか‐・ず【不開】 〘連語〙 (動詞「あく(開)」の未然形に打消の助動詞「ず」のついたもの) ⇒あけず(不開) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報