不負不劣(読み)まけずおとらず

精選版 日本国語大辞典 「不負不劣」の意味・読み・例文・類語

まけず‐おとらず【不負不劣】

[1] 〘副〙 互いに優劣なく競い合うさま。互いに優劣のつけがたいさま。互角に。
咄本・さとすゞめ(1777)大さわぎ「たがいにまけづおとらずさわぐひゃうしに」
[2] 〘形動〙 (一)に同じ。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「酒に性根を乱して暴行を極め、喧嘩吹きかくれば、此方も負けず劣らずに争ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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