不便がる・不憫がる(読み)ふびんがる

精選版 日本国語大辞典 「不便がる・不憫がる」の意味・読み・例文・類語

ふびん‐が・る【不便がる・不憫がる】

〘他ラ五(四)〙 (「がる」は接尾語。「不憫」はあて字)
① かわいがる。目をかけてやさしく大事に扱う。
金沢文庫古文書‐(年未詳)(鎌倉)四月二二日・金沢貞顕書状(一・三八九)「故入道不便がり候し息女にて候」
② 気の毒に思う気持言動に表わす。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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