下馬尾村(読み)げばおむら

日本歴史地名大系 「下馬尾村」の解説

下馬尾村
げばおむら

[現在地名]矢部町下馬尾

東ははま村に接する。北西からきた日向往還が、南流する千滝せんたき(下馬尾川)を渡り、浜町へ向けて東進する。天保四年(一八三三)に築造された石造眼鏡橋浜町はままち橋が架かる。はる村から浜町へ至る浜町往還も集まる交通の要所である。慶長国絵図に村名がみえる。矢部手永に属し、文政九年(一八二六)の矢部手永略手鑑によれば高一二八石三斗余、田畝五町八反八畝・畑畝四町一反六畝余、竈数一一・男二七・女二九、牛一三・馬一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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