下鎌田村(読み)しもかまだむら

日本歴史地名大系 「下鎌田村」の解説

下鎌田村
しもかまだむら

[現在地名]江戸川区江戸川一―三丁目・東瑞江ひがしみずえ一―二丁目・西瑞江にしみずえ二―三丁目・瑞江二丁目・南篠崎町みなみしのざきまち三丁目・下鎌田町

上鎌田村の南西に位置し、東は前野まえの当代島とうだいじま両村、西は一之江いちのえ新田、南は上今井かみいまい村および江戸川を挟み下総国葛飾郡欠真間かけまま(現千葉県市川市)中世葛西かさい御厨に含まれ、蒲田とよばれた。田園簿に村名がみえ、田五六六石余・畑六一石余、ほかに舟役三艘分永三〇〇文が課せられている。元禄一〇年(一六九七)検地帳(細野家文書)では高六八一石余・反別八三町一反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android