下谷新田(読み)しもやしんでん

日本歴史地名大系 「下谷新田」の解説

下谷新田
しもやしんでん

[現在地名]東金市下谷

上谷うわや村の西に位置する。もと森内村と称したが寛永期(一六二四―四四)に下谷村改称、同一四年上谷村に編入されたが、のち新たに開発されて下谷新田と称したという。下谷村ともいう。元禄郷帳に下谷新田とあり、高九八石余。宝暦一〇年(一七六〇)には旗本青山領で、明和元年(一七六四)まで定免となっており、年貢は米一二石余・永二貫五三三文(鵜沢家文書)。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳には下谷村とみえ、高一〇九石余、家数三三、幕府領・旗本朝岡領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android