デジタル大辞泉
「下屋」の意味・読み・例文・類語
げ‐や【下屋】
母屋に差しかけて造った小屋根。また、その下の部分。差しかけ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しも‐や【下屋】
〘名〙
①
女房、童などの召使いがいる建物。寝殿造りの主な建物のうしろに
位置する。また、雑物を置く建物をもいう。しものや。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「娘はただ
乳母(めのと)の使ひける
従者(ずさ)の、しもやに
曹司(ざうし)してありけるをぞ呼び使ひける」
※一茶方言雑集(1819‐27頃)「厠(シモヤ)」
げ‐や【下屋】
〘名〙 本
屋根からつづけて、あるいは
一段下げて、さしかけるように、ふき下ろした屋根。またはその下の
空間。げやつくり。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
下屋
主屋の屋根より一段下げた位置に取り付けられた片流れの屋根、またはその下にある空間。建物外周部に面した縁側・物入・押入・トイレなどが下屋として構成されることが多い。
出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報