上馬場町(読み)かみばばまち

日本歴史地名大系 「上馬場町」の解説

上馬場町
かみばばまち

[現在地名]出石町馬場

博労ばくろう町の西に位置する武家町で、西側をほり(現在の出石川)が北流する。北は下馬場町。小御料庄こごろしよう町横町の西端から南に向かい松畷まで延びる道(長さ一七三間・幅三間)両側家並が続いた(文化七年城下絵図など)。文化年間(一八〇四―一八)出石藩侍帳によると二〇〇石取から二三〇石取の者三、一〇〇石取から一七〇石取の者一〇、三〇俵五人扶持から七〇俵五人扶持の者まで三が居住していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android