上階(読み)ジョウカイ

デジタル大辞泉 「上階」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かい〔ジヤウ‐〕【上階】

建物の上のほうの階。
位階で、上下階のあるうちの上の階。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上階」の意味・読み・例文・類語

じょう‐かい ジャウ‥【上階】

〘名〙
① 建物の上の階。
参天台五台山記(1072‐73)一「山上有石九重塔。上階鶴造巣」
② (━する) 上の等級の人・事物。上の位階にある人。また、位階があがること。
玉葉‐嘉応元年(1169)正月七日「依上階、用中納言也」
太平記(14C後)三〇「国夏上階(じゃうカイ)して従三位に被成」 〔史記天官書索隠
③ 上下階のある正四位以下の、位階の上の階。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android