索隠(読み)サクイン

デジタル大辞泉 「索隠」の意味・読み・例文・類語

さくいん【索隠】[書名]

史記」の注釈書。の司馬貞の撰。

さく‐いん【索隠】

隠れた道理をさがし求めること。
[補説]書名別項。→索隠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「索隠」の意味・読み・例文・類語

さく‐いん【索隠】

[1] 〘名〙
① 隠れた理義をさがし求めること。〔易経‐繋辞
[2] 「史記」の注釈書の名。三〇巻。唐の司馬貞撰。史記索隠。

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普及版 字通 「索隠」の読み・字形・画数・意味

【索隠】さくいん

幽隠のことを求める。〔易、辞伝上〕(さく)(奥深い道)を探り隱を索め、深きを鉤(と)りきを致し、~天下(びび)(勉め励むこと)をは、龜(しき)(卜筮)より大なるは(な)し。

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