上野教道尼(読み)うえの きょうどうに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「上野教道尼」の解説

上野教道尼 うえの-きょうどうに

1855-1932 明治-昭和時代前期の尼僧
安政2年1月3日生まれ。曹洞(そうとう)宗。明治5年新潟県頸城郡(くびきぐん)市振(いちぶり)村の普門庵を復興して住職となる。飢饉(ききん)や大火の被災者を援助し,めぐまれない境遇の子供をそだてるなど,一生を慈善活動にささげた。昭和7年6月19日死去。78歳。越中(富山県)出身俗名は上田もと。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android