上津原村(読み)うえつはらむら

日本歴史地名大系 「上津原村」の解説

上津原村
うえつはらむら

[現在地名]三加和町津田つだ

西の十町じつちよう川と東の岩村いわむら川に挟まれて立地し、東はいわ村、北は板楠いたくす村、南は平野ひらの村と接する。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳によると田二九町九反八畝余・畠屋敷一四町八畝余・屋敷筆数二六、分米五一二石余。同一三年の検地帳は「上津原本村」「上津原之内福村」「上津原之内嶽村」「上津原之内宮村」に分れ、本村は田一〇町五反七畝余・畠屋敷九町九反八畝余・屋敷筆数八、分米二〇五石三斗余、人数一九、牛馬三、福村は田八町二反八畝余・畠屋敷八町四畝余・屋敷筆数六、分米一五四石、人数一五、牛三、嶽村は田九町八反三畝余・畠屋敷八町三反四畝余・屋敷筆数八、分米一七一石三斗余、人数二三、牛馬八、宮村は田八町九畝余・畠屋敷六町二反五畝余・屋敷筆数六、分米一五四石、家数五・人数一二、牛馬五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android