上沢(読み)あげさわ

日本歴史地名大系 「上沢」の解説

上沢
あげさわ

[現在地名]上田市大字国分

千曲川にかん川が合流する西岸集落近世には上沢村とよばれた。東は神川を隔てて岩下いわした村、西はほり村、南は千曲川を隔てて小牧こまき村、北は国分寺こくぶんじ村・黒坪くろつぼ村と境をなす。

千曲川沿いを北国脇往還東西に通っている。寛永二年(一六二五)国分寺村から堀村とともに、分村したという(国分村誌)。宝永三年(一七〇六)小県郡差出帳国分寺村 上沢村 堀村(上田藩村明細帳)に、「上沢村」として、村高九三貫六七〇文、石高にして二一四石八斗二合、この段別は田一三町七段五畝一二歩、畑七段五畝一五歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android