上古語父村(読み)かみここぶむら

日本歴史地名大系 「上古語父村」の解説

上古語父村
かみここぶむら

[現在地名]白沢村上古語父

現白沢村の西端に位置し、沼田町からきた会津街道が通る。天正九年(一五八一)六月古語父のうち二〇貫文が藤田信吉より塚本舎人助に割き与えられた(同月一六日藤田信吉知行宛行状「加沢記」所引)。江戸初期には北の下古語父村と一村で、寛文郷帳によれば古語父村は田方一四八石余・畑方三一三石余。寛文三年(一六六三)の真田領村高書上控では二千八四石余。貞享二年(一六八五)の旧真田領村高書上控では分村しており、上古語父村の高四六八石余。宝永元年(一七〇四)の沼田領村々石高書上でも同高、反別は田二三町六反余・畑八九町余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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