上加薗村(読み)かみかぞのむら

日本歴史地名大系 「上加薗村」の解説

上加薗村
かみかぞのむら

[現在地名]鹿沼市加園かぞの

荒井あらい川が村の中央を北西から南東に流れる。川上下久我しもくが村、川下下加薗村興源こうげん寺にある薬師如来像銘に、貞和五年(一三四九)四月二五日付で「賀薗」郷とある。慶安郷帳では田一二四石余・畑二八九石余、幕府領。慶安二年(一六四九)から鹿沼藩領。享保九年(一七二四)鹿沼藩主内田氏の移封に伴い下総小見川藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android