三浦 ミツ(読み)ミウラ ミツ

20世紀日本人名事典 「三浦 ミツ」の解説

三浦 ミツ
ミウラ ミツ

大正・昭和期の伝道師,社会事業家 愛隣館館長。



生年
明治21(1888)年12月20日

没年
昭和43(1968)年10月21日

出生地
岩手県渋民村

旧姓(旧名)
石川

別名
別名=三浦 光子(ミウラ ミツコ)

学歴〔年〕
聖使女学院(兵庫県)卒

経歴
石川啄木の妹。聖公会の婦人伝道師養成学校・聖使女学院卒業後、札幌・久留米・深川・奈良などの教会で婦人伝導師として活動。大正11年聖公会司祭・三浦清一と結婚。以来、伝道師、社会事業家の妻として苦楽をともにする。夫の拘留中は阿蘇の教会を守った。昭和19年夫が神戸に設立した救貧施設・愛隣館で働き、37年夫の没後は同館長として貧しい人々のために尽した。著書に「悲しき兄啄木」「兄啄木の思い出」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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