三河田村(読み)みかわだむら

日本歴史地名大系 「三河田村」の解説

三河田村
みかわだむら

[現在地名]佐久市三河田

南は千曲川の断崖北西横和よこわ岩尾いわお今井いまいの村々に接し、東は中込原なかごみはらに続く平坦な新田村。

村の東方に三河田大塚おおつか古墳(長野県史跡)があり、中世に下って嘉暦四年(一三二九)諏訪社上社五月会の頭役帳(守矢文書)に「平賀郷内三河田」とあるのが初見。その他は「本村旧居は今の村落よりは廿町余東に在り」「旧地は蛇場川の崖に西し、滑津川の北岸。往古此の川の会する所に千曲川す。故を以て、三河田の名成る」(長野県町村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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