三摩耶(読み)サンマヤ

デジタル大辞泉 「三摩耶」の意味・読み・例文・類語

さんまや【三摩×耶/三×耶】

《〈梵〉samayaの音写。約・時・却などと訳す》仏語
漠然とした、時。ある時。さまや。
衆生しゅじょうを誘って悟りの世界へ導こうとする、その時。さまや。
密教で、仏の本誓ほんぜい・除障・警覚・平等の意。仏と衆生本来平等であると解していう。さまや。
三摩耶ぎょう」の略。

さまや【三摩×耶】

さんまや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三摩耶」の意味・読み・例文・類語

さ‐まや【三摩耶】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android