三井松島産業(読み)みついまつしまさんぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三井松島産業」の意味・わかりやすい解説

三井松島産業
みついまつしまさんぎょう

商社。1913年長崎県松島炭鉱を母体とする松島炭鉱として設立。1973年社名を松島興産に変更。1983年三井鉱山建材販売を吸収合併し,三井松島産業となった。主力の石炭販売事業のほか,セメント,生コンクリートなどの建材部門,スーパーマーケット経営,マンション分譲など不動産部門にも進出し,多角的経営をはかった。2018年持株会社体制へ移行し,三井松島ホールディングスに社名変更。石炭販売事業は分割設立された新会社三井松島産業が継承した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「三井松島産業」の解説

三井松島産業

正式社名「三井松島産業株式会社」。英文社名「Mitsui Matsushima Co., Ltd.」。鉱業。大正2年(1913)「松島炭鉱株式会社」設立。昭和48年(1973)「松島興産株式会社」に改称。同58年(1983)「三井鉱山建材販売株式会社」と合併し現在の社名に変更。本社は福岡市中央区大手門。資源会社。海外からの輸入炭の販売が主力。建設資材・機材も扱う。東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。証券コード1518。

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