三ッ島(読み)みつじま

日本歴史地名大系 「三ッ島」の解説

三ッ島
みつじま

佐敷さしき川河口から約四キロ沖合に三角形に並ぶ三つの小島総称北東からたけ島・(松島)おきの島(野島)と称し、最も大きい木島で周囲約七〇〇メートル。竹島・木島は芦北町に属し、沖の島は津奈木つなぎ町に属する。三ッ島の名称から「万葉集」巻三の「葦北野坂の浦ゆ船出して水島に行かむ浪立つなゆめ」の水島に比定されたことがある(国誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android