一須賀村(読み)いちすかむら

日本歴史地名大系 「一須賀村」の解説

一須賀村
いちすかむら

[現在地名]河南町一須賀・大宝だいほう一―四丁目

東山ひがしやま村の南西にあり、石川右岸とうめ川に挟まれたほぼ平坦地に位置する。天正一二年(一五八四)一一月の河内国御給人御蔵入之内より出米目録(中之島図書館蔵)に四四〇石一斗八升「いつしか」とみえ、右のうちより三一石七斗出米と注記される。正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では高七二八石余、幕府領、小物成として山年貢米一石余。元文二年(一七三七)の河内国高帳は七四一石。明暦二年(一六五六)京都所司代牧野親成領となり、寛文八年(一六六八)幕府領、同九年より山城淀藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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