一門甲斐(読み)いちもんがい

精選版 日本国語大辞典 「一門甲斐」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐がい ‥がひ【一門甲斐】

〘名〙 一族のよしみ。一門となっているだけの甲斐
浄瑠璃心中重井筒(1707)上「銀(かね)こそはなるまいし、判(はん)つく程は一もんがひ、殊にわし他人なれば、なをしも義理はかかれず」

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