一円金貨(読み)いちえんきんか

精選版 日本国語大辞典 「一円金貨」の意味・読み・例文・類語

いちえん‐きんか イチヱンキンクヮ【一円金貨】

〘名〙 額面一円の金貨。明治四年(一八七一)五月公布新貨条例により制定されたが製造に至らず、翌五年二月同案を改正したものが製造発行された。また、同一一月には直径をやや縮めることになった。明治三〇年貨幣法の公布により、額面の倍位二円に通用を規定された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android