ローテーション

デジタル大辞泉 「ローテーション」の意味・読み・例文・類語

ローテーション(rotation)

回転の意》
交替すること。循環すること。「ローテーションを組む」
野球で、チーム投手を起用する順序
六人制バレーボールで、サーブ権を得たとき、各選手が時計回りにそのポジションを移動すること。

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精選版 日本国語大辞典 「ローテーション」の意味・読み・例文・類語

ローテーション

〘名〙 (rotation 「回転」「循環」の意)
① 交替すること。循環すること。「ローテーションを組む」
② 野球で、投手を登板させる順序。
③ 六人制バレーボールで、選手の守備位置を時計回りに一つずつ変えること。〔体育辞典(1928)〕
テニスなどのダブルスで、選手が互いの守備位置を変えてゆく戦法
バドミントンで、ダブルスの攻守の陣型をいう。
スキーで、上体をスキーの回転方向に回すこと。
※旅‐昭和三二年(1957)二月号・スキーマニアというものは〈岡部冬彦〉「そしてローテーションしてエッジングだね」
輪作

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ローテーション」の意味・わかりやすい解説

ローテーション
rotation

ベクトル場 A=(AxAyAz) において,∂Az/∂y-∂Ay/∂z,∂Ax/∂z-∂Az/∂x,∂Ay/∂x-∂Ax/∂y成分とするベクトルを rotA と書き,Aのローテーションまたは回転という。 rotA を curlA と書くこともある。また,微分演算子ナブラ ▽=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z) とAとのベクトル積を考えて,rotA=▽×A と表わすことができる。Aが物体内部の各点の変位を表わせば,rotA は各部分の回転を表わす。

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世界大百科事典(旧版)内のローテーションの言及

【回転】より

…(2)空間内に微分可能なベクルト場Vがあり,点(x,y,z)にベクトル(u,v,w)が対応しているとき,点(x,y,z)にベクトルを対応させることにより,新しいベクトル場が得られる。このベクトル場をベクトル場Vの回転といい,rot Vまたはcurl Vで表し,ローテーションVまたはカールVと呼んでいる。ベクトル解析【中岡 稔】。…

※「ローテーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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