ロバート イングペン(英語表記)Robert Ingpen

現代外国人名録2016 「ロバート イングペン」の解説

ロバート イングペン
Robert Ingpen

職業・肩書
絵本作家,挿絵画家,デザイナー

国籍
オーストラリア

生年月日
1936年

出生地
ビクトリア州ジーロング

学歴
メルボルン工科大学

受賞
国際アンデルセン賞画家賞〔1986年〕

経歴
イラストを勉強したのち、しばらくCSIROで科学分野の仕事に従事。その後、独立してフリーのデザイナーとなり、自著のイラストのほか本の装丁壁画の制作などを手がけ、また環境整備計画やその指導などさまざまな分野でのコンサルタントとしても活躍。1986年に国際アンデルセン賞画家賞を受賞するなど、世界的に知られた絵本作家・挿絵画家で、手がけた作品は100冊を超える。精緻で柔らかな色の絵を描く。マイケル・ケージとの共著「想像と幻想の不思議な世界」は欧米空前ベストセラーに。他の主な作品に「オーストラリアの小人たち」(’79年)、「生きている日々」(’83年)、「ぼくはなまけぐま」(’86年)、「せかいはいったいだれのもの?」「いのちの時間」「聖ニコラスがやってくる!」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ロバート イングペン」の解説

ロバート イングペン
Robert Ingpen


1936 -
オーストラリアの画家,絵本作家。
精緻で柔らかな色の絵を描く。切手、大壁画、絵本を手がけ、’86年国際アンデルセン画家賞を受賞。「ぼくはなまけぐま」(’86年)、生死や老いを取り上げた「生きている日々」(’83年)や、難題を解決していく小人たちの姿を描いた「オーストラリアの小人たち」(’79年)が有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android