国際航空連盟(FAI)公認の、飛行機レースの世界選手権シリーズ。主催はオーストラリアの清涼飲料水メーカー、レッドブル(Red Bull GmbH)。正式名称はRed Bull Air Race World Championshipで、「空のF1」とも称される。レース専用の1人乗りプロペラ機に搭乗したレースパイロットたちが、空気で膨らませた巨大なパイロン(エアゲート)で構成されるコースの飛行タイムを競うもので、世界各地を転戦し、年間チャンピオンを決定する。2003年に第1回大会が開催され、05年からは途中3年間の休止を挟んで毎年開催されている。日本人パイロットでは09年より室屋義秀が参戦。15年5月には、日本で初めて千葉県の幕張海浜公園にて大会が開催された。