休止(読み)きゅうし

精選版 日本国語大辞典 「休止」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐し キウ‥【休止】

〘名〙
① (━する) 動きを続けていたものが、一時その動きを止めること。休むこと。やめること。中止
明月記‐正治元年(1199)三月二九日「午後雷鳴、大雨休止之後猶陰」
逆徒(1913)〈平出修〉「ある程度以上の感情は悉く活動を休止したのではあるまいかとさへ思はれた」 〔史記‐孝文本紀〕
民事訴訟で、当事者の合意または態度に基づいて、訴訟手続きの進行が停止されること。当事者双方が口頭弁論期日に欠席したりすると、三か月以内にあらためて期日指定の申立てをしない限り、訴えの取下げがあったものとみなされてしまう。

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デジタル大辞泉 「休止」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐し〔キウ‐〕【休止】

[名](スル)仕事・活動などを、一時休むこと。また、動きが止まること。「運転休止する」
[類語]中止中断中絶全廃途絶断絶お流れ休む打ち切るやめる切り上げるよす断つ沙汰止み立ち消え控えるとりやめる手を引く放り出す見合わせる見送る思いとどまる踏みとどまる停止ストップ

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普及版 字通 「休止」の読み・字形・画数・意味

【休止】きゆう(きう)し

とまる。やすむ。〔淮南子、説山訓〕人、沫雨(ばつう)に鑑(かんが)みること(な)くして、澄水に鑑みるは、其の休止して(うご)かざるを以てなり。

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