ラルフ・W. タイラー(英語表記)Ralph Winfred Tyler

20世紀西洋人名事典 「ラルフ・W. タイラー」の解説

ラルフ・W. タイラー
Ralph Winfred Tyler


1902 -
米国の教育学者。
元・シカゴ大学教授。
シカゴ生まれ。
ネブラスカ、シカゴ大学で学び、1927年シカゴ大学で博士号を取得。’38年シカゴ大学教授に就任、’48年には社会学部長となる。その後、スタンフォード高等行動科学研究センター所長を務めた後、第一線から退く。この間、’39〜46年アメリカ教育会議で一般教育共同研究のリーダーとして活躍し、タバ、ブルームら教育評価の指導的理論家たちを育成。教育過程を従来の単なる成績づけ評価ではなく動的サイクルをなす不可欠な一環として評価を位置づけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報