メナ岩(読み)メナがん(英語表記)maenaite

岩石学辞典 「メナ岩」の解説

メナ岩

細粒の完晶質斑状の岩石で,オリゴクレース正長石輝石角閃石,少量の石英などを含んでいる.角閃石の量は非常に多い[Brögger : 1894].モンゾニ岩珪長岩と閃緑岩質ランプロファイアの中間に位置する岩石である.斜長石を含む暗色のボストナイトに相当する.ノルウェー南部のメナ(Maena)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android