ミニマルファブ(英語表記)minimal fab

デジタル大辞泉 「ミニマルファブ」の意味・読み・例文・類語

ミニマル‐ファブ(minimal fab)

半導体集積回路の超小型生産システム。半インチシリコンウエハーから1個のチップを生産できる程度規模をさす。装置の大きさ(幅)は約30センチメートルで、クリーンルームも必要とせず、工場全体の大きさも10メートル四方に収まる。従来の半導体生産で使われた大型の工場(メガファブ)に対し、投資規模を抑えられるほか、研究と開発を一体化し、自由度の高い設計や製造が可能になるという利点がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android