現代外国人名録2016 「マララ ユスフザイ」の解説
マララ ユスフザイ
Malala Yousafzai
- 職業・肩書
- 人権活動家
- 国籍
- パキスタン
- 生年月日
- 1997年7月12日
- 出生地
- カイバル・パクトゥンクワ州
- 受賞
- ノーベル平和賞〔2014年〕,国際子ども平和賞〔2013年〕,パキスタン国民平和賞,サハロフ賞〔2013年〕,クリントン・グローバル市民賞〔2013年〕
- 経歴
- 祖父の代からの教員一家に生まれ、幼い頃スワート渓谷ミンゴラに移住。11歳の時、英国BBC放送のウルドゥー語ブログに“グル・マカイ(トウモロコシの粉)”というペンネームを用いて日記を投稿し、注目を集める。女性の教育の権利を認めないタリバンの圧力に屈せず、“女の子にも教育を、学校に通う権利を”と訴え続ける姿勢が多くの人々の共感を呼んだ。2012年10月15歳の時、スクールバスで下校途中にタリバンに襲われる。頭部を撃たれ、生死の境をさまよったものの、英国に搬送され奇跡的に命をとりとめた。英国の女子高校で学び、その後も教育のための活動を続け、女子教育を支援する“マララ基金”が設置される。2013年人権や表現の自由を守る活動を称えるサハロフ賞を受賞。2014年12月には、史上最年少でノーベル平和賞を受賞した。著書に「わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報