ボランティアビューロー(英語表記)volunteer bureau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ボランティアビューロー」の意味・わかりやすい解説

ボランティアビューロー
volunteer bureau

地域社会において,ボランティア活動を援助し推進するための拠点となる機関。社会福祉協議会,地方自治体,民間団体が設置の主体となり,ボランティアをしたい人とボランティアを求める施設や団体との間で連絡調整や紹介,ボランティアに関する情報提供,調査研究,養成(講座,学習会),相談,助言を行なう。窓口市町村の社会福祉協議会,福祉会館や市民センターなどの公共施設,大学内に置かれ,各地域ごとに独自の運営や組織づくりがなされている。より広域を対象としたボランティアセンターとあわせて,ボランティア参加のきっかけとなる多様なプログラムや,市民活動・非営利組織 NPO支援,学校応援,災害支援,国際交流といったプロジェクトも展開している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android