助言(読み)じょげん

精選版 日本国語大辞典 「助言」の意味・読み・例文・類語

じょ‐げん【助言】

〘名〙 かたわらからことばを添えて助けること。また、そのことば。助語。じょごん。「助言者」
三四郎(1908)〈夏目漱石〉九「序に三四郎の様な襯衣(しゃつ)を買ったら好からうと助言(ジョゲン)してゐる」

じょ‐ごん【助言】

〘名〙 (「ごん」は「言」の呉音) =じょげん(助言)〔文明本節用集(室町中)〕
滑稽本浮世風呂(1809‐13)四「おれが助言(ヂョゴン)して、勝べい書せたア」

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デジタル大辞泉 「助言」の意味・読み・例文・類語

じょ‐げん【助言】

[名](スル)助けになるような意見言葉を、そばから言ってやること。また、その言葉。助語。じょごん。「友人として助言する」
[類語]教示訓示アドバイスコンサルティングカウンセリング指導導き教え手引き指南教授教育訓育教導補導ほどう善導誘掖ゆうえき鞭撻べんたつ手ほどき教習コーチ伝授する講義する講ずる仕込むたたき込む育てる導く仕付ける教鞭を執る薫育教化教学文教育英教えるガイダンス手を取る示教指教徳育知育体育矯正薫陶入れ知恵洗脳感化徳化醇化啓発啓蒙

じょ‐ごん【助言】

[名](スル)じょげん(助言)」に同じ。
仕事手下は使わうが―は頼むまい」〈露伴五重塔

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デジタル大辞泉プラス 「助言」の解説

助言(じょごん)

古典落語演目ひとつ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「助言」の意味・わかりやすい解説

助言
じょげん

行政指導」のページをご覧ください。

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