ホウ(ハウ)・つかねる・せおいおび・ほうたい(漢字)

普及版 字通 の解説


17画

(異体字)
14画

[字音] ホウ(ハウ)
[字訓] つかねる・せおいおび・ほうたい

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(崩)(ほう)。〔説文〕十三上に「束ぬるなり」とあり、「子に曰く、禹は會稽にらる。桐棺三寸、以て之れを(つか)ぬ」という〔墨子、節葬下〕の文を引く。今本はを緘に作る。〔漢書、宣帝紀、注〕に「襁(きやう)はち今の小兒なり」とあって、子を負う帯の意とする。いまは帯の字に用いる。字はまたに作る。

[訓義]
1. つかねる、くくる、まきつける、棺の緒。
2. せおいおび、ねんねこおび。
3. 字はまたに作り、ほうたい。

[古辞書の訓]
名義抄 ツラヌ 〔立〕 ツラヌ・ツカヌ

[熟語]

[下接語]
・錦・香・綿

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報