ホゥール(英語表記)Hoel, Sigurd

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホゥール」の意味・わかりやすい解説

ホゥール
Hoel, Sigurd

[生]1890.12.14. ノールオダル
[没]1960.10.14. オスロ
ノルウェーの作家。初め数学教師を志して勉学していたが,1928年に偶然書いた短編がスカンジナビア賞を受賞したことから文学に転じ,その正確な文体カフカフロイトに学んだ手法で,第2次世界大戦前後の時代の代表的作家となった。処女出版は短編集『われらの歩む道』 Veien vi går (1922) ,代表作は『夏の太陽の下の罪人たち』 Syndere i sommersol (27) ,『十月のある日』 En dag i oktober (31) ,『里程標でのデート』Møte ved milepelen (47) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android